プロフィール
Michael Kenechukwu Petersen
右投げ右打ち
200.7cm 88.5kg
1994年5月16日
イギリス🇬🇧ロンドン出身
ロサンゼルス・ドジャース(2024)マイアミ・マーリンズ(2024)トロント・ブルージェイズ(2024-)
2024MLB成績 16試合 19.2回 3勝 1敗 1H 1S 14奪三振 11与四球 防御率5.95
2024AAA成績 35試合 33.0回 2勝 0敗 6H 10S 44奪三振 8与四球 防御率1.64
寸評
2012年のMLBドラフトの第19ラウンドでピッツバーグ・パイレーツにセントフランシス高校から指名されたが、指名を拒否。ウェストバレーカレッジから2013年のMLBドラフトの第31ラウンドでテキサス・レンジャーズに指名されたが、ここでも指名拒否。ウェスト・バレー大学で1年間過ごした後、リバーサイド・シティ大学に転学し、2014年シーズンに1試合に出場し、1と1/3イニングで、2奪三振、無失点だった。その後、2015年のMLBドラフトの第17ラウンドでミルウォーキー・ブルワーズに3度目のドラフト指名をされ、今回はサインしプロ入りを果たした。その後は怪我の影響などもありMLB昇格はなかなか果たせなかったが2024年6月18日のロッキーズ戦でMLBデビューを果たした。その後はマーリンズ、ブルージェイズと渡り歩いている。
査定ポイント
基礎能力
最速は159.8㌔。繰り上げで160㌔にしました。
コントロールは不安定感があり、AAAでは与四球率2.2とかなり良い数字を残すも、MLBでは与四球率5.1とかなり悪化してしまった。映像を見ていてもたまにバラツキがあり隅というよりはゾーン内で勝負していくタイプだと判断したので今回はコントロール低めにしてます。
スタミナは中継ぎ投手の平均程度に。
持ち球はストレート、カッター、サークルチェンジ、スライダー、ツーシーム。
多彩な変化球を持ち合わせてているものの、基本は回転効率が良く綺麗なストレートとキレ良く打者の手元で曲がる縦のカッターの2ピッチスタイル。
特殊能力
・対ピンチC、打たれ強さC:ランナー無し時と得点圏にランナーを置いた場面では成績が変わりません。しかし、High Leverage situationでは3.2回を投げ失点0、4奪三振とサンプル数は少ないながらも圧倒的な成績を記録しています。
・第左打者C:対右打者被打率.292に対し、対左打者被打率は.250と左打者の方が抑えている。
・内角攻め:左打者に強い要因としてカッターを左打者のインコースにしっかり投げれていることが要因と考えられるため。
・球速安定◯:最速が159.8㌔なのに対し平均球速は156.2㌔とかなり安定して150㌔後半を記録している。
・荒れ球:投球チャートを見てもかなりバラツキがある。そもそもリリースポイントがバラついてしまっている。
・フライボールピッチャー:MLBでのフライボール率は50%。
・シュート回転:リリースポイントにバラツキがあるのを再現する意味でつけました。
・四球:MLBでは与四球率5点台。
作者雑感
ハードボールで制圧する2023WBCイギリス代表リリーバー。AAAで与四球率が2点台前半だったように基本的なコントロールは悪くないため、日本に来てリリースポイントが安定すれば圧倒的な制圧力を持ったクローザーになれるだけの素材は持っている。